第3回 朝来運動療法セミナー開催報告

~敵はサイレント・キラー~

 H30年12月2日(日)も荒木先生にお願いして頚椎・肩甲帯の運動療法について指導していただきました。
 先生の醸し出す穏やかな雰囲気の中、リラックスして学ぶことができました。「サイレントキラーを評価により発見し、それを患者さんに自覚してもらい、その運動パターンや生活習慣を変える(患者さん自らが変える)」という説明は、普段から心掛けていることですが、目指している方向に間違いはないことを再確認できました。

 

第2回 朝来運動療法セミナーの開催報告

 

 平成307月15(日)~16(月・祝)の日程で石川県立明和特別支援学校の理学療法士 荒木茂先生にお越しいただき、「マッスルインバランスの理学療法」について御講演頂きました。関西各地から理学療法士の方々にご参加いただきました。

 運動器疾患の多くは、MMTROMを中心とした評価方法では問題点がとらえにくく、また徒手的な治療だけでは一時的に症状が良くなったとしてもその人の姿勢アライメントや運動パターンなど生活習慣が改善されなければ再発を起こしやすいと考えられています。「マッスルインバランスの理学療法」は、姿勢、筋の長さ、運動パターンを評価することによりマッスルインバランスを改善させ異常な姿勢アライメントや運動パターンを修正することで、痛みや機能障害の原因になっているメカニカルストレスを軽減させるものです。今回はその基本的な評価方法、および治療の総論について指導していただき、学びの多い研修会となりました。

 

第1回 朝来運動療法セミナーの開催報告

 

平成29年10月9日に金岡恒治先生 (早稲田大学教授・整形外科医)、成田崇矢先生 (健康科学大学教授・理学療法士)にお越しいただき、「腰痛の機能的評価と運動療法」をテーマに、座学と実習を7時間にわたり行っていただきました。当院職員及び近隣の医療従事者の方にご参加いただき、実りの多いセミナーとなりました。